インイヤモニター(カスタム)」カテゴリーアーカイブ

音をだす耳栓(イヤモニターなど)の先端部分について


音をだす耳栓(イヤモニターなど)の先端部分は
いくつかの点をバランスよくクリアしたものが
使いやすいものになります。

音をだす耳栓(イヤモニターなど)と通常の耳栓の違い
というページで紹介した「音をだす耳栓」の配置は下図でしたね。

耳栓,イヤモニター,耳型

あまり知られていないのですが、耳穴の奥に行けば、耳穴の皮膚表面に骨が突き出たようになっている箇所があります。その部分に耳栓を配置できるとこもり感も少なく感じれるようです。また、話をしたりで口を動かすと、耳穴も動いてしまします。耳栓先端の接触でカサカサ、コソコソすることがあります。

このような配置になることで
特に、耳型をとって作るような耳栓の場合は
(カスタムメイドのイヤモニター、補聴器など)
いくつか注意するべき点があります。

下の表の項目をシッカリとおさえて
バランスよくまとめることができると
耳栓の先端部分を作ってもらうと
使いやすいものになります。

音を出す耳栓の先端部分の注意点

注意項目解説理由
注意点①先端部分が鼓膜に近いほど、
音が聞き取りやすい
スピーカー部分が鼓膜に近いから
注意点②先端部分が鼓膜に近いほど、
自分の声などのこもり感
(声が樽の中に入った時の
ように低い音が大きく聞こえる)
が少なく感じられる可能性がある
先端が奥まで来ることで、
耳穴の皮膚表面近くまで
骨が突き出ている部分
(耳穴の奥の方にある)
に固定できるため
注意点③先端部分が鼓膜に近いほど、
話などをして耳穴が動くときに、
耳の奥がムズムズする可能性
がある
先端が奥まで来ているので
話をしたり、口を動かすときに
先端部分が耳穴の表面に
カサカサと接触してくるため
 

シッカリ作って、楽しい時間を過ごしましょう!

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音をだす耳栓(イヤモニターなど)と通常の耳栓の違い


「音をだす耳栓」と「通常の遮音目的の耳栓」との大きな違いは
音を出す/出さないという違いにより、耳穴での配置が異なってくる点です。

これにより、つけ心地など耳栓が評価のされるポイントが
異なってきます。

「音をだす耳栓」には
カスタムメイドのイヤモニター
イヤフォン、補聴器などが含まれますが
どれも先端部分にスピーカ部を備えていて
そこから音が出力されます。

ですので、できるだけ鼓膜に大きく音が伝わるように
スピーカー部分を鼓膜の近くに配置しようと
設計されることが多いです。
(下図参照)

それに比較すると、「通常の遮音目的の耳栓」
そこまで耳の奥まで配置されないことが
多い印象があります。

ご使用されている耳栓が
耳穴のどのあたりに配置されているか
確認してみると面白いかもしれません!

  1. 「音をだす耳栓」(カスタムメイドのイヤモニター、カナル型イヤフォン、補聴器など)の耳穴での配置

    耳栓,イヤモニター,耳型

    音を大きく伝えるために、耳穴の奥、鼓膜のほうまで、先端部分が入ってくるような形をとることが多くなります。 イヤフォンの中でもカナル型イヤフォンは同様に配置されますが、通常のイヤフォンは鼓膜よりすこし遠め、むしろ、下記の「通常の遮音目的の耳栓」(シリコン耳栓)のように配置されていることが多いようです。

  2. 「通常の遮音目的の耳栓」(ポリウレタン耳栓)の耳穴での配置

    ポリウレタン,耳栓,配置

    ポリウレタン耳栓の場合、耳穴の奥に入り過ぎないための出っ張りなどが無いため、奥に入りすぎることもあリます。また、挿入の際にシッカリと押し潰されていないと、耳穴の入口に引っかかっているだけになってしまいがちです。適切な配置に注意が必要です。

  3. 「通常の遮音目的の耳栓」(シリコン耳栓)の耳穴での配置

    耳栓,シリコン,配置

    傘のような構造になっていて、耳穴の奥まで入り過ぎないようになっています。通常のイヤフォン(カナル型以外)も、同じような配置になることが多い印象があります。

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