耳栓の種類」カテゴリーアーカイブ

プレ・モールド耳栓 【耳栓の種類】


耳栓の1種で「プレ・モールド耳栓(Pre-molded earplugs)」
と呼ばれているものがあります。

このページでは、この「プレ・モールド耳栓
について簡単に説明ます。

耳栓,プレモールド

プレ・モールド耳栓(Pre-molded earplugs)を直訳すると、プレ(はじめから)モールド(金型などで形が既成の耳栓)という意味になります。シリコン、軟らかいプラスチック、エラストマーといったような材料を使われていることが多いようです。

耳栓の形としては、円錐(えんすい)のような傘の形、軸の周りにリングのような物が付いている形、または、球根のような形をしている物が多いです。傘、リング、球根の形をしている出っ張り部分(フランジ)は、1段だけでなく、2段、3段になっている場合もあります。段数を多くすることで耳栓の耳穴からの外れにくさ、外からの音が入ってくることを漏らさず抑えるようになっています。ただし、単純に出っ張りの段数が多いものがよい訳ではなくて、それぞれの段の出っ張りが耳穴の形にどのようにマッチしているかなどによるようです。

プレ・モールド耳栓の長時間使用の時のつけ心地、耳の疲れは、使用されている素材の自体の特徴だけでなく、出っ張り部分の形やその段数が耳穴へのアタリで決まってくるので、色々と出っ張り部分の形や段数については、工夫されていることが多いです。

幾つか違ったサイズが揃えてあることもあります。ただし、既成のサイズになってしまうので、決められたサイズの耳栓の中から最も自分の耳にあったものを探す形になります。

プレ・モールド耳栓の先端部分が傘の形、リング、球根などの形となっているため、耳栓の挿入時に耳穴の奥へと入りすぎにくいようになっています。
また、使い捨てではなく、洗って何度も使うことができるところが特徴の一つです。

もし、この記事が何かお役に立てるものであれば
下記の「いいね」ボタンをよろしくお願いします。
私のモチベーションの維持にもなります!これからも頑張ります!!


No widget added yet.

フォーム耳栓 【耳栓の種類】


「フォーム耳栓(Foam earplugs)」という言葉を聞いて
正直何を指しているのかよく分からない
という方も多いはず・・

このページでは
フォーム耳栓」について簡単に説明します。

耳栓,フォーム

フォーム耳栓」とは、直訳すると「泡の塊」という意味。
使用される材料が、ポリウレタン、PVC、ファイバーグラス、シリコン・パテなどでスポンジのように指で押すと押し潰されるような特徴を持っている耳栓のことを指しています。
形は商品によって少しづつ違うこともありますが、多くは直径1.3cm程度(若干耳穴直径より大きめ)、長さ2.5cm程度の円筒のような形をしています。耳穴への入れやすさを考え、先端が若干細くなっている場合が多いです。また、耳穴が小さい方向けに、小さいサイズの耳栓を用意しているものもあるようです。

上述のように、耳栓の直径は耳穴直径より若干大きめになっているので、耳栓を耳穴につける時は、先端を少し押し潰した上で、はじめて耳栓をシッカリと差し込む事ができるようになります。差し込んだ後には、30秒程度待つと、押し潰れていた耳栓が耳穴に膨れてきてピッタリとフィットするようになります。これにより、耳栓から安定して外れにくくなり、かつ、音が漏れて入ってくることを最小限にすることができます。

このタイプの耳栓の適切な装着の仕方については・・・
▶▶▶『ポリウレタン耳栓の挿入方法』◀◀◀を参照。

商品にもよりますが、耳穴に差し込むときに、耳栓が鼓膜近くの奥へ行き過ぎないような形になっていないことが多いです。そのため、耳穴に差し込む際は耳栓先端の鼓膜への衝突を気をつける必要があります。価格が安い場合が多いけど、使い捨てをしながら使用するようになっている物が多いので、実際の使用頻度などを考慮して購入検討することをオススメします。

もし、この記事が何かお役に立てるものであれば
下記の「いいね」ボタンをよろしくお願いします。
私のモチベーションの維持にもなります!これからも頑張ります!!


No widget added yet.