同じ耳栓でも使い方によっては
音が漏れて入ってくる可能性があります。
このページでは、音が漏れて入ってくる場合のチェック項目を知り、音漏れを最小限にすることを目指します。せっかくの遮音性能も発揮できずじまいになるので残念です!しっかりと装着して、性能を十分発揮してもらいましょう!
下図、下表の4つがチェック項目です。
特に、①の隙間は、しっかりとした装着をすると音漏れを防ぐことが出来ます。もし、①の隙間が問題であれば、しっかりと耳栓を装着する方法を再度確認して、使ってみると効果が改善されるかもしれません。装着方法を確認してみましょう!!
耳栓をつけても音が入ってくる場合のチェック項目
箇所番号 | 音の侵入 | 解説 |
---|---|---|
① | 隙間から入る | 隙間から音が入ることにより5-15dB程度の遮音性能低下の可能性あり 幅広い音の高さで起きる 低い音での音漏れは気が付きやすい 装着の仕方で効果改善の可能性があります |
② | 耳栓の振動 | 肉付き、耳栓の柔らかさでピストンのように耳栓が振動してしまう 低い音の低減が難しい 自分の声が出ていない時はそれ程でもないと思います |
③ | 耳栓素材を通過 | 素材の重さ、剛さ、素材内部で音がどれほど低減されるかによります 1000Hz以上の音で顕著 より遮音性能が高い耳栓を使うと改善される場合があります |
④ | 皮膚、骨を伝わる | 通常の音の強さより、かなり弱いので、通常ではあまり気にならない 自分の声が出ていない時はそれ程でもないと思います |
Crocker,M.J.(1998). Handbook of acoustics. John Wiley & Sons, New York.
U.S. Army Center for Health Promotion & Preventive Medicine(2006). TG 41 Personal Hearing Protective Devices – Their Fitting, Care and Use.
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