耳栓の効果を推測するとき、「遮音性能」、「遮音量」、「dB(デシベル)」
と並べ立てられても、実感として湧きにくく・・困った経験はありませんか?
耳栓効果を実感するために
耳栓の遮音により『感覚的にはどれくらいの音になるか?』知っておくと便利です。
下記の表を使うことで、耳栓で、現在気になっている耳障りな音が感覚的にどのくらいの音になるか想像しやすくなると思います。例えば、ご使用の耳栓に20dBの遮音量がある場合、下記の表のよると気になっている音の大きさは、耳栓によって『今の半分より更に小さく感じる』ということが分かります。
ぜひ、ご活用して、快適な耳栓利用をされてください。
音圧レベル変化の主観的効果
音圧レベルが下がる量(遮音量) | 感覚的な音の大きさの変化 |
---|---|
3dB | 変化に気づくことができる程度 |
5dB | はっきりと変化に気づくことができる程度 |
10dB | 半分くらいの大きさに聞こえる程度 |
20dB | さらに小さく聞こえる程度 |
下記の文献を参考に、耳栓を使用している場合での効果が分かりやすいように編集しています。
B. Goelzer, C.H. Hansen & G.A. Sehrndt. Occupational exposure to noise: evaluation, prevention and control.
【 注意点 】
- 使用用途によっては、必ずしも音を最大限に抑えることが良いと思えない場合があります。
気になる音は抑えられるけど、抑えられすぎることで、使い勝手が悪くなるなどです。
(例、耳栓により、睡眠の際に気になる音が抑えられ寝付きやすくなったけど、
その分目覚ましアラームが聞き取りにくくなり、寝坊しやすくなったなど)
耳栓ご使用の状況、目的を明確にして、選ぶとより快適に使えると思います。
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