透過(とうか)


透過(とうか)とは、一つのもの(上例の壁)の境界から、別のもの(上例の空気)へ波が伝わっていくこと。例えば、侵入した音のうち壁に吸収された残りが反対の面から通り抜けること。

透過は、防音の説明を行うときによく使われる。

その他には、音が壁などにあたる場合、表の面で一部がはね返され(反射)、残りが壁内に入り込む(吸音)などがある。

参考文献
日本音響学会. (1988) 音響用語辞典(初版). コロナ社, 東京.
前川 純一, 岡本圭弘. (2003) 騒音防止ガイドブック 誰にもわかる音環境の話(改訂2版). 共立出版, 東京.


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