『耳栓は、遮音性能だけが全てで、音は抑えてしまいさえすればよい・・』
本当にそうなのかは・・状況によります
気になる耳障りな音は抑えても
聞こえて欲しい音は、やっぱり聞こえていないと不便
ということが多々あるからです。
耳栓をご使用される状況で、実際に聞こえて欲しい音がないか検討して
使う耳栓を決めると良いと思います。耳栓をより快適、便利に利用しましょう!
下の表は、聞こえて欲しい音の例です。
耳栓を使用していても聞こえてほしい音の例
項目 | 例 |
---|---|
コミュニケーションに関すること | 電話の音に気がつく 電話で会話がしやすい 同僚との話が聞き取りやすい |
安全確保に関すること | 警告サイレン、ブザーが聞こえる 危険の方向が分かる 車の接近が分かる |
操作に関係すること | 装置の不具合にすぐに気付ける 装置の操作上、聞き取るべき音が聞こえる 楽器の操作に必要な音が聞こえる |
そのほか | 目覚ましに気づける ライブ、コンサートで音楽が聞こえる |
耳栓を使用しても、聞こえてほしい音がある場合、おすすめの使い方は・・・・
- 聞き取りたい音の高さがわかっている場合、耳栓がその聞き取りたい音を通しやすいものなのか、音の高さと耳栓の遮音性能を突き合わせて検討する。
(例)アラームの音の高さが1500Hzの音とわかっている場合耳栓の1500Hz近辺の遮音性能が控えめになっているかを確認。 - 耳栓を装着した状態で、聞き取りたい音が、実際に聞こえるかを確認する。特に、安全確保のために、音が聞こえる必要がある場合は、必ず耳栓を装着した状態で、危険を知らせる音が聞こえるか確認する必要があります。また、難聴になどの症状により特定の音の高さが聞き取りにくくないかも確認することをおすすめします。
- 耳栓を使用しても警告音の聞こえを確実にしたい場合、耳栓を装着していても聞こえる警告音を選んだり、そのような音に変更したりすると良いです。また、音がするパターンなどの特徴を変えたりすることも効果的かもしれません。警告音に付け加えてフラッシュライトが点滅するようにしておくとより確実になります。
耳栓をつけていても、聞き取りたい音・・・しっかり確保して、快適に使いましょう!
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