耳垢(みみあか)


耳垢(みみあか)とは、耳穴の外側1/3の箇所だけで産出される黄色または褐色の分泌物。耳穴の奥に入り込んでいる耳垢があ見られることがあるが、これはその箇所で算出されてものではなく、指か綿棒などで押し込まれたものと考えられる。耳垢はその質により、アメ耳(湿った耳垢)、コナ耳(乾燥した耳垢)に分けられる。アメ耳では、約50%が脂質、コナ耳では、約20%が脂質と言われている。耳垢自身が耳を細菌や水から保護、皮膚をなめらかにして湿らせて守る、バクテリアから耳を守るなどの働きを持っている。耳垢が少なすぎると、バクテリアや細菌の繁殖を防ぐことができなくなり、耳が感染しやすくなる。また、耳穴が乾燥し、痒くなったりすることがある。耳垢が多すぎると、これも感染、難聴のリスクを上げることとなる。耳垢が耳穴と鼓膜を圧迫するくらい溜まっていると、耳垢が除去されるまで雑音やめまいを起こすことがある。噛んだり、顎が動くことで、徐々に耳穴の皮膚と耳垢が外側に移動していき、外側近くで乾燥、粉々になり自然と取れる。

耳栓を使用する際は、耳垢の状態、耳穴の状態にも気をつけて、安全、衛生的に使いましょう!


参考文献
American Academy of Otolaryngology- Head and Neck Surgery. Health Information
(http://www.entnet.org/HealthInformation/earwax.cfm).
Hain, T.C. Hearing & Balance Disorders
(http://american-hearing.org/disorders/ear-wax/).
日本音響学会. (1988) 音響用語辞典(初版). コロナ社, 東京.


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