騒音の大きさが分かっていても、
『聴力に対する影響』は分かりにくいものです。
また、耳栓を使用して聴力を守るにしても
どれくらい音を抑える耳栓を使うと
十分か把握していないと適切な耳栓を選択できません。
耳栓を適切に選択するために
騒音にどれくらいの時間許容出来るか
知っておくと便利です。
下記の表は、騒音の大きさがおよぼす『聴力に対する影響』を示すものです。
特に、大きな音の環境に長時間いる場合
例えば、工場での作業中、ライブやコンサート会場、スポーツ観戦、パチンコなど
をするときには参考になります。
利用の仕方としては、例えば・・
- 別ページ『耳栓効果と日常音のつよさ』で
気になっている音と同じ程度の音を探し、音のつよさの値(dB)を確認。 - このページの下の表で、その音にどれくらいの時間許容出来るかを確認。
- 表を見ながら、どれくらい音の大きさを耳栓を利用することで抑えると
聴力的には許容出来るかを確認。
という手順で行うことをおすすめします。
上手に活用して、適切な耳栓を選びましょう!
騒音の許容時間
1日の曝露時間 (時間-分) | 許容騒音レベル (音の強さ) |
---|---|
24-00 | 80dB |
20-09 | 81dB |
16-00 | 82dB |
12-41 | 83dB |
10-04 | 84dB |
8-00 | 85dB |
6-20 | 86dB |
5-02 | 87dB |
4-00 | 88dB |
3-10 | 89dB |
2-30 | 90dB |
2-00 | 91dB |
1-35 | 92dB |
1-15 | 93dB |
1-00 | 94dB |
0-47 | 95dB |
0-37 | 96dB |
0-30 | 97dB |
0-23 | 98dB |
0-18 | 99dB |
0-15 | 100dB |
【 注意点 】
- 上記の表は、定常的に起きているような音(例、エアコンの室外機のように
同じような大きさでつづいて起きる音)での影響を示しています。 - 突発的に起きるような音(例、ドアをバタンと閉める音)での影響は
当てはまらないのでご注意ください。 - 騒音の大きさの『イライラ感への影響』、『ことばの聞こえに対する妨害』
『睡眠に対する影響』などについては、当てはまらないのでご注意ください。
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