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ポリウレタン耳栓の挿入時の注意点


ポリウレタン耳栓を耳穴に挿入する際に
気をつけないといけないことは、
挿入し過ぎて鼓膜を突いてしまわないことです。

ポリウレタン耳栓の挿入方法」のページで解説したとおり
このタイプの耳栓は、耳穴に挿入するときに
先端部分を指で押しつぶしてからでないと
耳穴にスッポリと安定した状態で入りません。
(中途半端な安定ですと、音漏れ、外れやすいなど問題が起こります)。

耳栓の先端部分が押しつぶされた状態なので
当然、耳栓の直径は、
耳穴の直径より小さくなりますよね。
(下図参照)
この状態で、不注意に耳栓を奥に押し込んでいくと
耳栓の先端が鼓膜に衝突してしまいます。

難しいのは、ポリウレタン耳栓に
構造的に出っ張りなどがなく
鼓膜まで入っていかないような作りになっていないこと・・
耳栓挿入時は、注意しましょう!

耳栓の先端部分だけを潰して、後ろは潰さずにしておくと
若干の対策にはなるかもしれません。
また、一度、耳栓を適切に配置できたら
どれくらいの深さまで耳栓が挿入できているか
確認し、おぼえておくと
次回は安全に挿入できるかもしれません。

安全に挿入できる方法をあみだすことができると
安心ですね。

ポリウレタン耳栓,鼓膜,危険

先端が潰れていないと耳穴にシッカリと配置されないし、先端がシッカリ潰れていると耳の奥まで入りすぎます。絶妙なバランスが必要です。

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ポリウレタン耳栓の挿入方法


ポリウレタン耳栓(スポンジ状の耳栓)
しっかりと耳穴に挿入されていないと
その性能を発揮できないことがあります。

中途半端な状態で、耳穴に入っていると
耳穴に軽く引っかかっているだけで
音が漏れて入ってきたり
ちょっとした接触などで
耳栓が落ちてしまいます。

せっかくの耳栓の性能も
発揮できていないようですと残念です。

まずは、シッカリとした挿入方法を
確認しましょう!

  1. この解説では、ポリウレタン耳栓を右耳に挿入することを想定しています。耳栓をご準備ください。

    耳栓,ポリウレタン,挿入

    しっかりと耳栓を挿入することで、性能を最大限に発揮してもらいましょう!

  2. ポリウレタン耳栓の先端部分を、指で押し潰していきます。この先端部分が耳穴に入るので、耳穴に入る程度に潰す必要があります。耳栓の後ろの部分は、耳栓が奥に入り過ぎないように潰さず残しておくほうが良いかもしれません。

    耳栓,ポリウレタン,装着

    耳栓を指で押し潰す時は、1度だけ指を押すというよりは、何度か指を押しあてながら、シッカリと潰れていくことを確認しましょう。耳栓に使用されている材料によっては、反発力が強いものもあります。時間を掛けてしっかり押しつぶしましょう。

  3. 先端を潰しておいた耳栓を耳穴(ここでは右耳)に挿入します。この際、耳穴を少し広げてやると挿入しやすくなります。例えば、反対側の手(左手)を頭の上からまわして、指(左手の)で矢印方向に軽く引っ張りあげながら、耳栓を(右手で)挿入するとシッカリと挿入されやすくなります。

    耳栓,ポリウレタン,挿入

    ポイントは、いかにシッカリと耳栓が耳穴内に固定できるかです。耳穴は筒のような形ですので、耳を引っ張ることで、耳穴の入口を広げてやると、耳栓が入れやすくなります。あまり強く引っ張りすぎると耳が痛くなるので適度に引っ張りましょう。

  4. 耳栓を挿入していく時は、耳栓の先端が鼓膜に触れないように、あまり深く挿入されすぎないように注意が必要です。

    耳栓,ポリウレタン,装着

    次回深く入り過ぎないよう、一度適切に挿入できたらどれくらい挿入するとちょうど良いかおぼえておくと良いかもしれません。

  5. 耳栓を適切な場所に配置すると、30秒程度耳栓を動かさず、潰れた耳栓が膨らんでくることを待ちます。膨らんだ後に、音漏れはないか、シッカリと固定できているか、危険を伴う作業を行っている際は、危険察知などの確認を行います。耳栓の使用準備完了です。

    耳栓,ポリウレタン,挿入

    周りの音を聞いたり、わざと音を鳴らしたりして、音漏れがないか確認すると良いです。また、ちょっとした接触で外れないか使用前に試してみると安心ですね。

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